久延毘古

多邇具久

出雲の御大(みほ)の岬で、オオクニヌシにスクナヒコを紹介したコンビ。


「クエビコとは、山田のそほどのことである」by古事記。
山田のそほどは、案山子のこと。
足は動かないが、その地にはった根っこで
天下のすべてを知っている知恵者。
名は「崩え彦」(かかしが朽ち果ててるイメージ)が転じたとか、
「杖彦」が転じたものだとか。

タニググは、谷蟆、谷蟇とも書かれ、ヒキガエルのこと。
カエルは地上のあちこちにいるので、
「国土のことを知り尽くした存在」とされていた。



山ならともかく、何故に岬にカエルとかかし…?
というわけでちょっと私的設定考えました。

クエビコは何かの事故で片足になった男。
しかし多くのネットワークを持つその出雲の賢者。
しかも大陸の言葉が分かる。
クエビコはカエルの様な矮人で、

足が不自由なクエビコを支える従者。
で、ナムジは大陸から小舟に乗ってきたスクナヒコと出会ったけど、
言葉が通じなかったので、通訳を頼みに尋ねていった。


…みたいな?