Taliesin
ウェールズの伝説的詩人。
少なくとも三人のブリテン王に仕えた。
アーサー王にも出てくる。
名前は「輝く額」の意。予言の力あり。
その作品は「タリエシンの書」という形で残っている。
神話的おいたちでは、
元々はグウィオン・バハという名で、魔女ケリドウェンの召使だったか、
あるとき魔女が息子に知恵を得る霊薬を与えようとして調合しているときに、
釜の番をしていた→液が跳ねる→アッツ!
→親指なめる→うっかり知恵を得る
(…フィン・マックールと同じ流れだ…)
というドジをやらかし、怒った魔女に追いかけられ、食い殺された。
しかしそこはケルト的展開で、そのままお腹の中で魔女の子供に転生。
最初は魔女も、「産まれたら殺そう」と思っていたが、
赤子があまりに可愛かったので、結局殺せず、
革袋につめ海へ捨てた。
そして運よく赤子はエルフィン(後のケレディジオン王)に拾われ、養子となる。
で、拾われたときにエルフィンが『輝く額だ!(Dyma Tal Iesin!)』と叫んだので、
それがそのまま名前になった。
…輝く額…というわけで、そんな髪形にしてみました。