鈴鹿御前

別名、立烏帽子(たてえぼし)。鈴鹿山の鬼女。
天竺第四天魔王の娘らしい。
「年の頃は十六、七。天女の如き美しさ。楊柳の細身に十二単、濃い紅の袴姿。
左手には琴を携え、腰には黄金で飾られた長剣『妖剣大通連』が提げられている。」
…これは田村三代記より。かなりの美人さんである。
あと、この「大通連」の他にも「小通連」「迅明」という空飛ぶ剣を持っている。

彼女が日本転覆を目論んでいるという噂がたち、
坂上田村麻呂が討伐に向かったのだが、
鈴鹿ちゃんは素敵な将軍にどきっv
元婚約者である悪路王(大獄丸)の討伐に手を貸す。
…元彼は奥州の人。遠距離恋愛は難しいのか…
…若さ故のほれっぽさか…
浄瑠璃やらで彼女のお話は面白く取り上げられています。


白拍子の姿で描かれることが多い。
…でも十二単って書いてあるしなぁ、
ということであえて白拍子でない鈴鹿ちゃんにしました。
あと少し天竺っぽく。

24000hit、未来さんのキリリクでした。