Ninlil

風の女神または広野の女神。
一般的に、収蔵の神ハイアと大麦の女神ヌンバルシェヌグまたは二サバの娘。
(他、天と地の娘だったり、アンとナンムの娘だったりする。)
もともとスドゥという名前だったけど、
エンリルと結婚する時に改名。
改名というか、むしろ大女神にランクアップした感じ。
で、きっと元々広野の女神だったけど、結婚して風の女神になったということだろう。
ちなみにエンリルが北風で、ニンリルは南風。

この方のメインエピソードは、やはりニンリルとの慣れ初め&子づくり。
広野でおだやかに暮らしていたニンリル(このときはまだスドゥ)は、
親に注意を促されていたにも関わらず、
エンリルに見初められ押し倒される。(酷)
そこで月神ナンナを身ごもるが、
エンリルは暴行の罪で冥界へ追放。
しかしニンリルもエンリルを追って冥界へ。
そこであれこれ変身したエンリルと交わい、
のちに死の神になるネルガル、
医療の神ニンアズ、
河と運河の神エンビルルを産んだ。
これらの神々と交換に、
なぜかエンリルと一緒に冥界落ちしてたナンナは地上へ戻ることになる…



みんなから
「エンリル、それは犯罪!」と言われそうな幼妻をイメージ…
羽根は結婚した時に生えた設定で。